小さい頃幽霊を見たかもしれない。
過去3度占ってもらった事がある僕。
手相占い
四柱推命
姓名判断
方法、時期は違えど、2つ共通して言われる
言葉があった。
「あなた甘えん坊ね」
「霊感がめちゃくちゃ強いわ」
の2つ。
正直、
5人兄弟の末っ子なので甘えん坊なのは
自分でもわかる。
けど、
「霊感がめちゃくちゃ強い」
は全然嬉しくもなんともない。
そんな僕が体験した不思議な出来事3つを
話させてもらいたいと思います。
※あなたの為になるような話はないと思います。
1回目の出来事。
僕が20歳の頃。
友達との待ち合わせ場所に向かう時に、
50代くらいの女性に呼び止められ、
「お兄さん、ちょっと時間もらえないかな?」
「私気功の勉強してて、
最終試験中なんだけど、
ちょっとお兄さんの身体貸してもらえない?」
「最終試験で私の全力での気功を
受けてくれる人を探してて、
やっと貴方が見つかったの。」
僕
「え?よくわからないので、嫌です。」
女性
「ほんと五分もかからないから、
何も起きないと思うからお願いします。」
僕
「まぁ、少しの時間でいいならいいですけど、
何したらいいんですか?」
女性
「ほんと、ありがとう!
そこに立ってくれるだけでいいよ」
「じゃあさせてもらいます。」
と僕の背中に両手をかざしてくる女性。
人混みの多い中隅っこで、
背中に女性から手を当てられたまま
じっと待っていると、
女性が凄く汗だくになり
女性
「終わったわ。ありがとう」
僕
「何かしたんですか?何もないんですけど...」
女性
「あなた本当に受け皿が広いから助かるわ。
なかなか全力を受けても耐えれそうな人が
いなくてやっと貴方を見つけたの。
本当にありがとう!」
と人混みに紛れて去っていく女性。
なんだったの??
2回目の出来事。
鍼灸の学生時代。
僕は夜間学科で、
遠方でのお泊り実習がありました。
その時初めて、昼間部の方と会う機会が
ありました。
ですが、その時は別に昼間部の方と
お話をする事もなく、実習が終わり。
数年後。
国家試験も無事に終わり、
地元を離れ勉強会に行った時の話です。
女性
「あれ?Aさんじゃないですか?
私〇〇専門学校で一緒の学年だった
Mです!」
「覚えてないですよね...会ったの2日間だけ
ですもんね。」
僕
「え?2日どこで会いましたか?」
女性
「実習で同じだったんです。
その時Aさんを見つけてまた会いたいと
思ってたんです。よかったぁー」
僕
「え?なんでですか?汗」
女性
「私気功治療もしてるんですけど、
この間当たった患者様が物凄く強い人で
受け取ってくれる人探してたんです。」
「その時にAさんの事思い出してて、
あの人ならなぁ。と思ってたんです。」
僕
「どういうことですか?強い人とは?」
女性
「Aさん知らないんですか?
てっきり気功の先生だと思ってました。」
「マイナスの気が強い患者さんに当たって
私がしんどくなってしまってて、
少しづつ放気してたんですけど、
なかなか無くなり切らなくて」
「もらってくれる人を探してたんです。
この気に耐えれる人を」
僕
「僕にその気を受け取れって事ですか?」
女性
「まぁ、そうなります。Aさんなら
全然平気だと思いますよ!
よく言われませんか?」
僕
そういえば...昔一度あったような..
僕
「一度そんな感じで最終試験とかで
背中さすられたことはありますね...」
女性
「なるほど、やっぱりよほど大きい器
持ってはるんですね!」
「人はそれぞれ気を出す人と受ける人で
分けられるんですけど、
ほとんどの人が」
「気を出す側の人なんです。
受け取り側の人は少なくて、
居ても器が小さくて全然受け取れない人とか」
「人混みが集まる場所が苦手でしんどくなる
病院行くと決まってしんどくなる」
「とかの人は受け取り側が多いですね。」
僕
「ほほぉ、それの受け取り側って事ですか?
僕が。」
女性
「そうなんです!それも物凄く大きな器で」
「だから、
この気受け取ってもらえませんか?」
「私じゃしんどくて」
僕
「よくわからないし、しんどくなるのは
僕も嫌ですよ...」
女性
「Aさんなら特別何も変化ないと思いますよ!
前の時も何もなかったでしょ?
すぐ終わりますから!」
と僕の背中をスゥーと触って
女性
「楽になった!ありがとうございます」
「もうセミナー始まるのでまた後程!」
と言って、席に座って行きました。
その後セミナーが終わって何をされたのか
聞こうと思って探したけど、見つけられず
2回目の不思議体験終了。
数年後...
3回目の出来事。
鍼灸師にもなり、
鍼灸院で勤めていた頃の話。
いつもの日常の中で、
初めての患者様が来院。
入ってきて問診票を渡す受付さん
描きながら治療家達を見渡す患者様。
女性(患者様)
「私あの先生に治療して欲しいです。」
と僕の方を指を指す女性。
僕
「どなた様からのご紹介で来て
頂いたのですか?」
女性
「いや、違います。一目見て先生に
して欲しいと思って。」
僕
「そうなのですね、ありがとうございます。」
「ではおこないますね。」
その後何度か治療に来られる患者様は
次第に調子が良くなる。
治療1回目
少し楽になったわありがとう。
治療2回目
だんだん楽になってるよ!
治療3回目
もうだいぶいいよ!またしんどくなったら
来させてもらうね!
いつも帰り際に僕の背中をスゥーと
触っていく患者様...
この時は全然気にしていなかった。
半年後くらいにまた、
しんどくなってきたと来院。
この時、スタッフのみんなで、富士山に行くと
言う話で盛り上がっていた。
女性
「A先生は行かないでしょ?」
僕
「いゃ、僕も一緒に行きますよ!楽しみです」
女性
「絶対にダメ!!A先生は行ったら
ダメな人だから」
僕
「なんでですか?」
女性
「先生気功の話知ってる?」
僕
「何年か前になんかされましたね。」
「しんどくなったから気を
もらってくれみたいな人が居て」
女性
「そう、それ!私も先生にもらって
もらってたの。」
僕
「え?そうなんですか?
あぁ!いつも、背中触って来てましたね!」
女性
「そうそう、ごめんね、先生なら大丈夫だから
つい...」
僕
「なんともないから別にいいですよ」
女性
「だからほんと行ったらダメよ、富士山」
僕
「なんでですか?パワースポット初めてだし
行ってみたいんです!」
女性
「パワースポットってどういうところか
知らないのね。」
「あれは、悪い気を地球に返す場所なのよ」
僕
「そうなんですね!悪い気を
捨てれるんですね!
それなら僕も捨てに行った方がいいんじゃ
ないですか?」
女性
「ダメダメ。
受け取り側の人が行くと地球が受け取るはずの
悪い気を人が受けてしまうから絶対にダメ」
僕
「そうなんですか。けど行きたいんです。」
心の声
どうせそんなこと言われても実感ないし
女性
「本当に行くの??」
僕
「もう予定組んじゃったので...」
「行きます」
女性
「わ・か・り・ま・し・た」
じゃあこの鈴あげるから、
これ絶対に持って行って。絶対よ!」
僕
「わかりました。ありがとうございます」
と2つ鈴をいただきました。
富士山当日
山登りで1番怖いのが
高山病。
低酸素状態が続くことにより、
頭痛、吐き気、疲労感、息切れなど
の症状が起きます。
高山病対策として、
酸素ボンベ、酸素吸収率を良くするサプリ。
など、準備満タンで挑みました。
富士山の高山病スポットである8合目で
30分ほど休憩し、
再び歩く。
9合目到着。
また30分ほど休憩し身体を慣らす。
この時、言われた鈴を杖につけており、
歩くたびになる鈴の音に助けられていました。
そして、登る事
やっと10合目!!
10合目の入り口には鳥居がありました。
僕
「よかったぁーー、やっと着いた!!」
と
鳥居の中に入り
一歩目
・
・
・
鈴が1つ勝手に弾け飛んだ!!
僕
「なんで?飛んだん?」
スタッフ
「A先生辞めた方がいいんじゃないですか?
危ないですよたぶん」
僕
「そうですかね。まぁここまで来たので
もうすこし...」
二歩目
・
・
・
2つ目の鈴がまたもや何故かはじけ飛ぶ!!
スタッフ
「ほんと、やばいですよ!!」
「もらった鈴吹っ飛んで行きましたよ!」
・
・
・
3歩目
・
・
・
僕
「うぅぅぅ....オェェェェ」
激しい頭痛と嘔吐に襲われそこから動く事が困難になりました。
せっかく来たのに、こんなにしんどいなら
帰ろうと思うが、身体を動かせない。
頭をよぎるあの言葉...
女性
「ダメダメ。
受け取り側の人が行くと地球が受け取るはずの
悪い気を人が受けてしまうから絶対にダメ」
動かなくなり。嘔吐、頭痛に襲われる
何時間?何分経った頃。
朝日が昇る。(ご来光)
をバックに必死に立ち上がった一枚です!
それ以来変な?
不思議な経験はしておりません。
そして、鈴をくださった患者様は
鈴をくれた日を最後に来院されなくなり、
お礼を言えていない状態です。
もし、機会があれば、
忠告を無視して、辛い思いをした僕を笑って
ください。
ご心配おかけしました。
Aの一言。
「体験して思う、何かがきっとある。」